ラ・ヴァチュール さん
12/19/Wed/2018
平安神宮からほど近く、丸太町通から横道に入ってすぐのところにある「ラ・ヴァチュール」は、タルトタタンで有名なお店。 メニューには、「りんごをカラメル状になるまで長時間煮詰め、タルト生地を被せオーブンで焼いたタルトです」とあります。 なんと、20個以上のりんごを使用して作られているそう。フランスのタルトタタン愛好家協会からも認定を受けたという、珠玉の一品です。
手前がタルトタタンです、ヨーグルトが添えられていました。 お好みでおかけになってお召し上がりください、とのこと。 やはり酸味と甘味が絶妙なバランスを保っていて、本当に美味しかったです。 ヨーグルトをかけると、2種類の酸味が溢れた後に、ほのかに甘さが香り立って、また違った魅力がありました。
後ろはフレーバーティー。 「ラ・ヴァチュールで昔から愛されているアップルとキャラメルをブレンドした紅茶」だそうで、とても心が落ち着きました。
この時期は旬を迎えていて、りんごを使ったスイーツがオススメの時期です。ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
さらさ西陣 さん
12/13/Thu/2018
築80年の銭湯を改装して作られた、さらさ西陣 さん。鞍馬口通の両側に立ち並ぶ家々の中にとけ込んでいて、「あ、ほんとにここにあった」という感じを受けます。 柏てん さんの『京都はんなりカフェめぐり』で、幸生とまきが出会った、旅の始まりのカフェです。
店内も、銭湯の独特な空気とカフェのしゃれた空気がほどよく調和していて、落ち着いた空間でした。
注文させていただいたのは、3種類あるランチセットのうち、定食系のものです。食後のお番茶まで、とても美味しかったです。
他にもサンドイッチのランチや、さらさパフェ、きなこミルクなど、気になるメニューがたくさんありました。また訪れてみたいです。
茂庵さん
12/07/Fri/2018
吉田山の頂上付近にある、相当隠れたカフェです。 山の中腹を通る車道の脇にちょこんと記された「茂庵」の文字。 その横には奥へと伸びている道が。不思議な冒険が始まりそうです。
迷いそうになりながら(というか迷いながら)登り進むことおよそ10分。 一軒の建物がひっそりと佇んでいました。
趣深いです。吹き抜ける風、冬の香り、いとあはれ。
よのなかよ みちこそなけれ おもひいる やまのおくにも しかぞなくなる
この句が詠まれたのはこんな風景の中だったのかもしれない、と思いました。
お2階がカフェスペースになっています。 良い景色が広がっているのですが、お写真は載せないでおきます。 あの静かで落ち着いた、絶妙に穏やかな空間は、全身で感じてこそです。
いただいたのは、冷たいバニラアイスに温かいお抹茶を合わせた極上の一品です。
日常を抜け出して、全て忘れて、一人になりたい。 茂庵さんは、そんな気持ちに寄り添ってくれます。 ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。